永田良介商店の修理とは
きちんと作られた家具でも、どんなに丁寧に使っていても長い年月の間に歪みが出たり傷ができたりシミができたりします。
でも家族の歴史でもある家具をそんなに簡単には捨てられませんよね。
そこまで大層な話でなくてもまだ使えるものなら買い換えるのももったいないし、でもきれいに使いたいしと思っている方は一度修理をしてみませんか。
家具修理について
[永田製家具の場合]
今までお作りしたもので直らなかったことはありません。椅子例えばロッキングチェアーの脚が折れていても犬が椅子の脚のぬきをかじっていてもタンスがしみだらけになっていても…
新品とはまた違う年月が経ったからこそでる色(木から出るやけで少し赤みが出ます)や丸み(よく触る部分は自然と角が取れます)がありそのことだけでも修理して使う価値があります。
本来家具とは修理をしながら長く愛用するものだと考えています。
家具の歴史の長いヨーロッパでは100年以上たった家具をアンティーク家具と呼び新しいものと融合させながら家のインテリアを楽しんでいます。
残念ながら日本ではまだそこまでの家具の歴史がないため家具は使い捨てのように考えている方が多いようですが、これからはTPOで、使い捨てのもの・良いものを長く使うどちらか2極化するのではないでしょうか。
長く使うためには修理は不可欠です。
きちんと作られているからこそ修理可能であり修理価値があると考えています。
[他社製家具の場合]
出来うる限り修理をさせていただきたいと思っています。ただ作り方によって修理できるものと、修理は可能だけれども補強が必要で場合によっては作る以上に費用がかさんだり、特に椅子などは布をとりはずして初めて修理箇所が判明したりします。どこまで修理するかもご相談させていただきます。
修理の特長
熟練の職人による修理
オーダー家具のそれぞれの部門のきちんと仕組みが分かっているエキスパートである職人が修理もいたします。家具を本当に作っている職人でなければ表面的な修理になってしまって根本的な修理はできないのです。本来、修理できる技術がつくまでには年数がかかるのです。
すべての修理を一度で対応
すべての修理である木工・椅子の張替・塗替・改造が可能な上すべての過程を一度のお預かりで同時にできます。例えば食卓の塗替と食堂椅子のガタツキ・張替が一度のお預かりでできます。
できないものもあります。その場合は理由を説明させていただきます。
- 箱職人(指物師)
- 抽斗ガタツキ、扉の歪み、食卓の反り(無垢板の場合)、めくれ、金具取り替え、欠損部分修理、ガラス・鏡取り替え
- 椅子職人
- ガタツキ、補強、座板割れ、脚部分の取り換え、欠損部分修理
- 営業スタッフ
- (椅子の脚切、抽斗のガタツキ、金具取り替え)、家具のレベル調整
中身まですべて変えますので新品同様の座り心地になります
- 椅子張り職人
- 中身 / コイルスプリング、ウレタン
種類 / 食堂椅子、アームチェアー、ソファ、造作椅子、ソファベット - 営業スタッフ
- 張り布の選択(布、革、人工革、国産・輸入物…気に入っていただけるものをお探しします)
※籐の張替えも場合によって可能です。お問い合わせ下さい。
特に当店家具は新品以上に美しい色になります
- 塗職人
- あらゆる家具の木部(椅子、食卓、タンス、ドア、扉)
※メーカー品であまりにもウレタン加工がきついものは難しい
※漆のものは取扱いできません
※桐製品の洗い替えはできません
※濃い色を薄色に塗り替えるのは難しい
※持ち帰ることが難しいものは職人が現場にお伺いすることもあります - 営業スタッフ
- 当店家具であれば塗り替えるほどでもない場合は、お伺いした時に可能な簡単なタッチアップやWAXがけもできます。
- 営業スタッフ
- どのようにお使いになりたいかをおうかがいしてベストな方法でプランを作ります。
- 箱職人(指物師)
- プランに合わせて改造しますが必要であれば現場でも致します。
- 塗職人
お見積もり無料
お見積もりは無料でさせていただいております。出来うる限りお伺いして状態を見せていただきお話しさせていただいておりますが、無理な場合はお写真・メール添付でも可能です。但しその場合概算しか出ないことが多いです。
納得の仕上がり
修理した甲斐の無いような修理は当店としてもしたくありませんのでできるだけ根本的な修理をおすすめいたしております。しかし、やはり修理ですのでどこまで直すか・予算もお客様の考えがありますので納得していただいてから取り掛かっております。